シーシャ(水タバコ)屋の開業費用とは?

目次

 

シーシャ(水タバコ)屋の開業費用の種類

シーシャ店を開業するには大きく以下の3つの開業コストが発生します。

 

    • 不動産取得費用

 

    • 内装工事費用

 

  • 運転資金

 

広さ20坪・賃料1.5万円/坪程度の店舗をイメージして、各費用の詳細を見ていきましょう。

 

不動産取得費用

不動産の取得費用には、下記の3種類の費用があります。

 

    • 仲介手数料

 

    • 敷金(保証金

 

  • 礼金(保証金の解約引き)

 

仲介手数料


不動産オーナーとの契約を取りまとめてくれる不動産仲介業者に支払う費用のことです。
店舗物件においては、仲介手数料は約賃料の1ヶ月分とするところが大半です。

そのため広さ20坪・賃料1.5万円/坪程度であれば30万円が仲介手数料の目安になります。

 

敷金(保証金)


不動産契約時に不動産オーナーに預けておく費用のことです。
退去時に返還される費用になりますが、物件契約時の原状回復などの退去費用が発生する場合は、敷金(保証金)から差し引かれる場合があります。

保証金はエリアによって様々で、地方で賃料の2ヶ月分、繁華街で12か月分など大きな幅があります。ここでは保証金を2ヶ月として60万円程度となります。

 

礼金(保証金の解約引き)


契約時に不動産オーナーに支払う費用、または解約時に保証金からオーナー側に保証金から差し引かれる費用のことです。

礼金(保証金の解約引き)についてもエリアによって様々で、地方で賃料の1ヶ月分、繁華街で6ヶ月分と大きな幅があります。ここでは賃料の1ヶ月分として30万円程度を目安とします。

 

不動産取得費用合計


仲介手数料30万円・敷金60万円・礼金30万円の合計120万円と計算します。

 

内装工事費用

内装工事費用については、不動産がフルスケルトン状態なのか、大半をそのまま使える居抜きなのかなど物件の状態によって大きく変動します。

 

例えば、フルスケルトンの場合は内装工事費用は坪30万円〜50万円が目安となり、20坪であれば600万円〜1000万円となります。

状態の良い居抜き物件であれば坪10万円程度でも開業可能となる場合もあり、20坪であれば200万円程度で済む場合もあります。

 

また居抜きであれば冷蔵庫、エアコンなどの残置物が使用可能かというのも大きく影響します。初めての飲食店開業ということであれば物件を見ただけでは、なかなか内装費用がどの程度になるのか想像がつきにくいかと思います。

 

運転資金

飲食店では一般的には3ヶ月程度の運転資金が必要と言われています。賃料3ヶ月90万円、商品仕入90万円、人件費120万円の合計300万円程度が20坪の場合には運転資金の目安になるかと思います。

 

まとめ

 

開業費用合計

 

    1. 仲介手数料 30万円

 

    1. 敷金(保証金) 60万円〜

 

    1. 礼金(保証金の解約引き)30万円〜

 

    1. 内装工事費用 200万円〜1000万円

 

    1. 運転資金300万円

 

  1. 合計620万円〜1420万円
    ※20坪・賃料1.5万円/坪を想定

 

 

このように物件の種類や状態によって開業コストは大きく変動し、初めての方はわからない部分が極めて大きいかと思います。

 

Shisha Business Support by C.S.Bでは、直営店の店舗開発実績をもとに、お客様に向けて不動産選定から開業後の運営まで幅広くサポートを提供しています。

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