シーシャ(水タバコ)屋の収益性とは?

目次

 

FLコスト

FLコストとは食材費(商品原価)+人件費の合計のことです。
また売上高においてFLコストが占める割合をFL比率と呼びます。

 

飲食店経営においてはこのFL比率が非常に重要と言われており、経営状態の良い飲食店の平均値は55%〜60%程度と言われています。

 

ではシーシャ(水タバコ)屋のFL比率はどの程度なのでしょうか?

 

シーシャ屋のFL比率

C.S.BではFL比率が30%前後となっており、シーシャ屋は飲食店の中でもFL比率が低い(優位)な業態と言えます。

 

    • ドリンクやチャージ代が売上のメイン

 

    • 提供にかかる手間が少ない

 

  • 接客の手間が少ない

 

ドリンクやチャージ代が売上のメイン


一般的な飲食店の売上の大きな部分はフードメニューであることがほとんどです。フードは焼肉屋等であれば原価率は40%〜50%と言われています。

それに対しシーシャ屋の売上の大半はドリンクメニューやチャージになります。ドリンクは原価率20%以下が通常であり、チャージにおいては原価は0になります。

シーシャ屋の売上の内容は飲食店というよりもバーなどに近く、原価率は低くなるのが一般的です。

 

提供にかかる手間が少ない


ドリンクやチャージが売上のメインになることは、先ほど述べましたが、提供における手間も少ないと言えます。

フードメニューなどは事前の仕込みや、オーダー後の調理など提供までの工程が多く、非常に手間がかかります。ドリンクの提供はフードと比較して手間が少ないことは容易に想像できるかと思います。

またシーシャは一度提供すると1.5時間程度楽しんで頂け、炭交換の手間がある程度です。

そのため、手間(人件費)も少なくなる傾向にあります。

 

接客の手間が少ない


先ほどバーに近い業態と述べましたが、バーではスタッフ(店員)とのコミュニケーションが重要なコンテンツとなる場合が多いです。

一方でシーシャ屋は、シーシャがメインコンテンツとなるため、接客の手間が少なく、人件費率も低下する傾向にあります。

接客コミュニケーションが全く必要ないというわけではありませんが、コンテンツの少ない業態と比較しても優位であると言えます。

 

シーシャ屋経営における落とし穴

シーシャ屋のFL比率が低く優位な業態であるといってもそれだけでは成功しません。

FL比率が低くても売上高が低ければ損益分岐点を下回り、失敗に陥ってしまいます。

 

例えば売上高100万円、FL比率30%(30万円)、家賃40万円、減価償却費15万円、その他諸経費15万円であれば利益は0円になってしまいます。

 

そのため、そもそもの売上高を上げる(集客力)がシーシャ屋成功のポイントとなり、集客のノウハウを持たないまま開業に踏み切って失敗してしまうというのが落とし穴と言えます。

利益構造には余裕があるので、初めての開業で集客ノウハウがない場合には専門性のある業者に依頼しましょう。

 

まとめ

 

記事のポイント

 

    1. シーシャ屋のFL比率は低い(優位)

 

    1. 集客ノウハウを持たず、開業しても失敗する

 

  1. 集客ノウハウのある業者を活用する

 

 

C.S.Bでは開業当初から競合店舗の多い大阪にて強みである集客力を活かして売上を伸ばしてきた実績があります。

Shisha Business Support by C.S.Bでは、直営店の店舗実績をもとに、お客様に向けて集客ノウハウなどのサポートなども提供しています。

シーシャ屋開業の件でお困りの場合はお気軽にお問い合わせください。